グランベルグ弦楽団

[当団について]

グランベルグ弦楽団は東京工業大学の学生を中心に結成し、弦楽室内楽曲の演奏会を行います。グランベルグは大岡山を意味し、東京工業大学のある大岡山キャンパスに由来します。
連絡先: Granberg-strings@outlook.jp

演奏依頼も受け付けております。是非ご相談ください。

[当団の結成の経緯]

オーケストラのアマチュア団体でも、室内楽コンサートを開催されることはしばしばあります。しかしながら、その演奏のほとんどはいずれかの楽章を部分的に抜き出して発表することがほとんどです。
私たちは弦楽室内楽に惹かれて、特にカルテットを全楽章取り組み、曲に対する理解をより深めたいという気持ちがありました。
また、交響曲などの管弦楽曲は、オーケストラのアマチュア団体が多く設立され、それだけ演奏会でも多く取り上げられており、馴染みのあるジャンルになったと思われます。一方で、弦楽四重奏は愛好家にはよく楽しまれるものの、一般的にはまだまだ演奏が聞かれていないということも感じられます。そこで、弦楽室内楽曲というジャンルを多くの方に紹介できる機会を作りたい、というモチベーションもあり、その名作を一緒に楽しむことができる演奏会をやりたいという思いに至りました。
私たちのようなアマチュアがそのような演奏会をできる機会はなかなかなく、私たちが探してもそのように演奏会を行う団体が見つかりませんでした。そこで、東工大管弦楽団の同志でグランベルグ弦楽団を結成し、弦楽室内楽コンサートを企画することとなりました。
現在では、多くの音楽に対する感じ方に触れるために、あえて固定したメンバーでカルテットを組むことはせず、当団の演奏者の中で演奏会や曲目ごとにグループを変えながら、アンサンブルの練習に取り組んでいます。弦楽オーケストラの曲を団員総勢で挑戦することもあります。また、あるときには、プロの演奏家をお招きして、音楽の幅を拡げております。団員全員が熱心に曲と向き合っており、お互い刺激を受けながら楽しんでいます。